2009年1月31日土曜日

1月28日 鎌倉RC 今田正廣様卓話

 広報委員会から例会報告です。

 1月28日(水)、鎌倉生涯学習センターで、例会が開催されました。今回は鎌倉ロータリークラブの今田正廣さまの卓話です。







 1972(昭和45)年、今田さまは鎌倉ロータリークラブの初代ローターアクト委員長をお務めになられました。いわば鎌倉ローターアクトの生みの親のお一人です。今から36年前のことですね。「アクトとは行動、という意味。ロータリアンがローターアクトの若い人たちにお金を出し、ローターアクターは体を動かすという趣旨で始めました」とのこと。当時のロータリアンの間には、「ローターアクトを提唱しないロータリークラブはロータリークラブではない」との風潮があったそうです。鎌倉ロータリークラブでもぜひアクトを作ろう、ということになって、当クラブが誕生したとのお話でした。――このフレーズ、御館様こと苅部会長の琴線に触れたもようです。「いい言葉っすねー」と何度もうなずいていました。



 設立当時の鎌倉ローターアクトは会員およそ30人。和気藹々としたクラブだったようで、車を連ねて伊豆修善寺に一泊旅行ということもあったそうです。日帰り温泉を楽しみ修善寺サイクルセンターで遊んだとのこと。鎌倉市内での奉仕活動もこの頃から行われていたそうです。石碑に彫られた文字に白いペイントを塗りこみ、読みやすくするといった活動が行われていたとのことでした。


 今田さまは当日、書類でぱんぱんに膨れた角2サイズの封筒を持ってきてくださりました。古くなって黄ばんだ封筒には、当時を偲ばせる資料が詰め込まれています。会員たちの寄せ書き(「S49年」と書いてあります)、「クラブ認証状伝達式」の開催通知ハガキ、「第4回地区大会会場案内図」と題された手書きの地図。赤い表紙に手書きのレタリングで "Let's Sing"と書かれた小冊子もありました。冊子を開くと、二十曲近い曲も歌の歌詞と、その上にギターコードが、これも手書きで記入してあります。吉田卓郎の「結婚しようよ」、ビリー・バンバン(でしたっけ?)の「白いブランコ」など、フォークソングが多いのが、時代を感じさせます。「昭和23年生まれの子たちがもう定年退職ですからねえ」と、昔を懐かしむような目で今田さまはおっしゃっておられました。















 現在の鎌倉ローターアクトメンバーに、今田さまは次のようにご助言下さいました。「鎌倉の街の人たちが、『ローターアクトというのはなかなかよくやってるな』と思ってくれるように活動してください。スタンドプレーをする必要はないが、地道にやってもらいたいです。入ってくれ、と頼むのではなく、入りたくなるようなクラブになるように、現メンバーが行動で示してもらいたいです」


 鎌倉ローターアクトをつくって良かったことは? とうかがうと、「いいカップルが何組も誕生したことですね」とのご回答でした。あの○○君もいい人を奥さんにもらって……、とまた懐かしそうな表情になる今田さま。ここですかさず御館様が、「いい人ってどういう人ですか?」と質問、参加者一同の笑いを誘っていました。――ここ最近、なぜか急に結婚願望を口にするようになった御館様。いったい何があったのか。というかそれは武士として「有り」なのか。冬の深まりとともに疑問も深まるばかりです。


広報委員長・直前会長 Kahiapou`i

1 件のコメント:

カリベトシオ さんのコメント...

「ローターアクトを提唱しないロータリークラブはロータリークラブではない」

ん~、たしかに名言。どなたか録音してくれました???